実家が農家だけど、もう農家をしないのに田んぼや畑を引き継ぐ人が今後増えていくと思われます。
実は私の妻もそんな境遇で、実家、田んぼ、畑を大学生の頃に相続しました。
独身時代は会社員で、田んぼはたまたま借りてくれる人がいたので固定資産税とほぼ同料金で貸し、畑は借り手がおらず荒れ果てた状態です。
実家は現在売家として不動産屋さんにお願いしているのですが、全く売れる気配がありません。
妻は「毎年〇万円も固定資産税を持って行かれている。使ってない土地なのに、私はいつまで払い続けないといけないんだろう・・・」と言っていました。
固定資産税は地方に暮らしている人達を苦しめているようにしか思えないと私は思います。
先日、仕事のお客さんから同じような話をされたのですが、面白い話が聞けました。
お客さんの近所の人の話なのですが「土地を役場に寄附した。」という話なのです。
えっ!そんな事出来るの?と思いネットで調べると、どうやら出来る場合もあるようです。
土地を役場に寄附 で検索してみたら「寄付の採納 | 一宮町役場」というのが出てきました。
寄付の採納
お金や土地或いは物品を町に寄附していただく場合は、必要書類を確認した後、全く支障がないと判断できる場合にお受けいたします。また、寄附の内容によっては、議会の議決が必要な寄附もあります。
また、お受けできない理由の一例としては、その土地に抵当権等の権利設定がされている場合です。
とりあえず役場に足を運んで相談してみるのがよさそうですね。
他の方法としてはみんな知っている土地売買です。
ですが田舎の田畑なんて誰も買ってくれないのが現状です。
まだ土地を相続していない場合であれば、被相続人の所有財産を不要な土地以外生前贈与して、いざ相続となった時に3か月以内に相続放棄という荒業も可能です。
そういえば外国人が日本の土地を買いまくっていると去年ニュースで見ました。
外国人に日本の土地を売るのには抵抗はあるけど背に腹は代えられないと売っている人もいそうです。
相続税は今年から増税、固定資産税の改正の話は聞かないのでそういうところに力を入れてくれる政治家さんが現れることを祈るばかりです。